6月21日のツアーは、ニセコの鏡沼と
神仙沼の沼巡りツアーに行きました。
天気も朝早くは曇っていて風が強かった
ですが、どんどん回復して鏡沼に着く頃に
全ての山が青空の下で見えました。鏡沼へ
白樺林の美しい道を歩いて45分の行程です
最後は緑の林を抜けると一気に視界が広が
って一面にワタスゲの白い穂が揺れる湿原
に出ました。まるで今回の見えないコロナ
ウィルスが解除されてトンネルを抜けた
ようです。鏡沼も神仙沼も晴れて水鏡に
なり、今まで見た中で1番きれいに見えま
した。不安と闘ってきた日々が一気に解消
されてニセコの山々が暖かく見守ってくれ
ました。鏡沼からニセコアンヌプリが水鏡
に写ってきれいです。青い空に新緑の緑の
山と白い雲が写ります。着くと同時に誰も
いなくなり静な時間が流れます。やはり
ここは静寂という言葉が似合う沼です。
湿原にはワタスゲの下に、イソツツジの
大群落とホロムイイチゴの小さな白い花が
一面に咲いています。まるで天の川の中に
光る星々のように見えます。ツルコケモモ
の小さなピンクの花が来週から一面に咲い
ていきます。今の初夏の季節の花は、白い
花ばかりです。虫は16度以上にならないと
空を飛ぶことができなくて、虫は白と黒の
色しか見えません。虫達に受粉を助けて
命を繋いでいるので、新緑を迎えて気温が
上がるこの季節に黄色やピンクの花を咲か
せても虫には見えないので、白い花だけが
自然淘汰されて残るのです。それで初夏の
6月下旬に咲く花は白い花ばかりになります
春は黄色の花から始まり、初夏は白い花、
夏に真っ盛りには黄色やピンク、白い五色の
絨毯でお花畑を彩ります。そして秋は紫の
花でひっそり終わります。青い空に揺れる
ワタスゲの白い穂を見ていると時間が止まり
ウィルスの事など何も無かったように自然は
何も変わらずにあります。今までの不安も
イライラも全て忘れさせてくれて元気に
なりました。ニセコの大自然の自然治癒力
は最高ですね。さあ皆さんも自然の中へ
一歩踏み出しましょう。一人でも必ずツアー
は行います。青空の下で花を見ながら歩く癒されますよ!明日は午後から歩いた神仙沼を
紹介します。楽しみにお待ちください。
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